芝ビギナーの方へ
芝生の比較表

芝生の特性一覧表
芝生の種類 | 性質 | お手入れ | 用途 | こんな方に | ||
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日本芝(夏芝) |
TM9 (省管理型高麗芝) |
高密度で鮮やかな緑色。草丈が低く柔らかで、美しいターフを形成します。芝生の維持管理費を低減させることを目的に開発された品種。 | 冬は休眠するため、茶色に枯れますが、春になれば再び緑が再生します。 |
生育が緩やかなので、刈り込みや施肥などの手間を大幅に削減できます。刈り込みは年1~2回程度。 | 公共施設、学校や幼稚園の校庭緑化、庭園、病院、商業施設、個人宅の庭や屋上緑化 | はじめて芝生を設置する方、お手入れの負担が心配な方 |
高麗芝 | 明るい緑色で芝密度も高く美しい。高温多湿に耐え病虫害にも比較的強く、日本の風土に合ったポピュラーな芝生。 | 比較的管理しやすい品種。夏季はしっかりと水やりが必要です。 | 競技場やゴルフ場、個人宅の庭、公園 | コストパフォーマンスを重視される方、お手入れの負担が心配な方 | ||
姫高麗 | 葉幅が細く高密度で繊細。高温多湿にも耐えます。成長が早いため高麗芝より手入れが必要。 | 高麗芝よりキメが細かいため、刈り込み頻度も高くなります。 | ゴルフ場のグリーン、庭園 | コストパフォーマンスを重視される方、お手入れの時間に余裕がある方 | ||
野芝 | 葉幅は広く密度は粗めで大柄。日本芝の中で最も暑さと乾燥に強く、踏圧にも強く土壌を選ばず生長します。 | 痩せ地にも耐える芝質で、成長も遅いため、比較的管理は容易です。 | 堤防、河川敷、公園、ゴルフ場のラフ、公園や道路の法面 | コストパフォーマンスを重視される方、お手入れの負担が心配な方 | ||
西洋芝(冬芝) |
ケンタッキー ブルーグラス |
濃く鮮やかな緑で、冬でも緑を保ちます。夏の暑さと乾燥に弱く、病虫害にも弱い為、細やかな管理が必要。 | 冬でも美しい緑を保ちます |
病虫害や暑さと乾燥に弱いため、薬剤散布や散水、刈り込みなどの維持管理に大変手間が掛かります。 | 寒冷地でのゴルフ場のフェアウェイ、ティーグランド、庭園 | 寒冷地にお住まいで、毎日芝生の管理が可能な方 |
- 芝生は冬は枯れてしまうの?
- 一般的な公園等に使用されている芝生は「高麗芝」が多いのですが、冬は茶色く枯れてしまいます。サッカー場やゴルフ場などが冬でも緑なのは、常緑芝(冬芝)を使用しているためです。
- 水やりって、そんなに必要なの?
- 芝生の品種や、お住まいの地域の気候、日当たり、風通しによって、最適な頻度は異なります。
(洋芝)
夏季は基本的に、毎日早朝の水やりが必要です。特に暑い時期は、朝・夕の2回を行った方がよいでしょう。春・秋の時期は3~4日に朝1回ぐらいを目安に水やりが必要です。
(日本芝)
日本芝に関しましても、夏季は毎日早朝の水やりが必要です。春・秋の時期は週に1回ぐらいを目安に水やりが必要です。
※洋芝・日本芝ともに、設置環境などにより内容は異なってきますので、芝生の様子を見ながら、きめ細かなメンテナンスを心掛けてください。
- 結構伸びるの早いんですね・・・
- 例えば、ケンタッキーブルーグラスは夏場を迎えると、1週間に1回のペースで芝刈りを行った方がよいでしょう。
(その他のシーズンは1ヶ月に1回ぐらいが目安です。)
ビギナーの方にオススメしている改良芝は、年に1~2回が目安です。
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その他
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